Vモーション
★VmwareInfrastructure3のVmotion★
ひとまずESXiのことはおいておく。
<前提条件>
移行元/移行先において、
・双方からアクセスできる共有ストレージが必要。
・同一ネットワークセグメントであること。
・同じ命令セットを持つCPUであること。
・CPUアフィニティを使っていないこと。
・CD-ROMなどESXの物理デバイスを使っていないこと。
(↑停止させて行うのはコールドマイグレーションと呼ばれます)
・VMFSをクラスタファイルシステムとして複数ESX間で共有させること。
・ライセンスは一元管理タイプであること
・専用のポートグループを作成してVmotionで使用するようにすること
・VMkernelのネットワーク設定において「VMotionを有効化」、仮想マシンが接続する仮想スイッチ名が同一となっていること。
★ESXバージョンアップの仕方★
旧 ESX3.5.0 -> 新 ESX3.5.0-Update4
http://www.vmware.com/download/vi/index.html
からupdate4をダウンロード。(700MB超)
VIclient使ってVmwareESXにアップロード
ESXのコンソールから/vmfs/hogehoge さっきViclientでアップした場所に行き、 unzipで展開
展開ディレクトリに移動 *.sigファイルがあることを確認。
#esxupdate update
で勝手にリブートして終了。
★おさらい★
※4CPUマシンでライセンスを4つ消費する。2CPUマシンで2つ。ただし、1CPUマシンでは2CPU分消費する。
※同一ESX上のゲストOS間の通信は仮想NIC経由のように見えるが実際はメモリ上のデータコピーとなる。
※メモリ税。 アイドルメモリにコストを賦課、仮想マシンがアイドルメモリを蓄えないようにする仕組み。メモリ開放要求はESX->ゲストOSに対して行われる。
※メモリのページシェア。 ESXが定期的にメモリをスキャン、複数ゲスト間で共通のページを使っていることを発見したら共有する。
※使えるストレージタイプは4つ。 SAN、iSCSI、NAS、DAS
※NICの冗長化。複数NICを有効にすると自動で「リンク状態」による障害検知と冗長化がデフォルト設定される。
※NICのロードバランシング デフォルト設定は仮想NIC毎に使用する物理NICをアサインする。
★製品モジュールおさらい★
Vmotion 実行中の仮想ゲストマシンを停止させることなく別のESXに移動
StrageVmotion ストレージアレイ内または間で実行中の仮想マシンの構成ファイルを移動
DRS DistributedResourceScheduler ロードバランシングを監視して自動的にVmotionすること
DPM DistributedPowerManagement 負荷を監視して物理サーバの電源をON/OFF
HA HighAvailability ESXからのハードビートが途絶えると、空いているESXで途絶えたESX上で動いていたゲストOSを起動
ConsolidatedBackup ThirdParty製バックアップツールと連携して使用らしいです
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