プロになる。

僕は外資の金融機関にトータル6年近くいたんです。


で、たまに「外資に転職したいなって思っているんだけど、、、」とか相談されるので、清書するまえの下書きで申し訳ありませんがコレを書いています。


外資に行こうか迷ったら。


たぶん最初に気になるのはやっぱり賃金だと思います。


でも外資系って入るときは給料安くてもいいんですよ。
また、日系企業なら下に見られるような変テコな職種でもいいんです(笑)
「人事か広報だったらエリートコースだね」っていうバカげた暗黙の了解みたいなものもありません。


◎◎ 大切なのはプロかプロじゃないかということですよ、やっぱり! ◎◎


どんなヘンテコな職種でもプロ意識を持ってやっていればいいんです。そのうち報われます。


そう信じて働けたとすれば、ハッピーですよね? 
たとえそれが幻想でも精神衛生上もいいでしょ?


でもそれが日系企業に比べてはるかに実現しやすいシステムだというのは働いていて本当に実感しましたよ。


しかも、もしあなたの存在感が出てくると、他社が今もらっている給料の3倍でも4倍でも喜んで出してきます。
そうすると、今勤めている会社側としても引き抜かれないように昇給させざるを得ないという仕組みです。


俳優のジョン・トラボルタさんは撮影中必ず、専属の女性コックを連れて来て自分専用のメニューを作らせているそうです。
彼女の給料がいくらかということは分からないですが、安い訳はないでしょうね。。。


「プロをリスペクトする」という考え方はとっても気持ちがいいものだと思うんですよね!!


■どんな世界にもプロがいる。


その点に関してはハリウッドでもウォール街でも根底にある価値観はそんなに変わらないんじゃないかと思ってます。


外資系の会社で儲かっているところは、どんな職種にも一流のプロを置きます。
そして、一流を抱えるためには、恥も外聞も無くどんどん金をつぎ込んできます。
それがその企業の競争力を維持する最良の方法と信じているからなんですね。
(そこは僕は全面的には賛成ではありませんが。。。)


例えば僕の場合、IT関係の仕事をしています。


別にITといっても、新しいシステムの開発をしたり、
ビジネスの戦略に携わるといった華やかな世界だけが全てではありません。


他にもたくさんたくさんたくさん大事な仕事があるんです。


デバッグのプロ


テストのプロ


テープバックアップのプロ


ユーザーを納得させるプロ


パソコンの引越しのプロ


LANケーブルの配線のレイアウトのプロ


パソコン設置のプロ


モリー交換とかマザーボードなど部品の修理のプロ


プリンターのプロ


人から頼まれた書類をコピーするプロ




どんなプロだっていいんですよ。。。