screenを使ってみる。

screenとは何か?
VT100/ANSI 端末エミュレーション機能を持つ画面管理ソフトウェア Screen(http://www.linux.or.jp/JM/html/GNU_screen/man1/screen.1.html)というナイスなソフトがあるのを知ってますかい旦那?

ぶっちゃけて説明すると、
コンソール画面を何枚も持てて、それを一つの画面から切り替えることが出来る。そう言うと、「ぢゃあ、Windowsコマンドプロンプトcmd.exeとかLinuxgnome-terminalとかktermを複数立ち上げれば同じことじゃん」と思われるかもしれない。ふふふそれだけではないのだ。このscreenを使うと、その立ち上げている画面を複数の人で共有できるのである!


しかもだね、自分のPCの電源を落としても、screenで立ち上げた複数のコンソール上で作業した内容はscreenサーバー上に残すことができるのである!
つまり、作業の途中で急用が出来しまい家に帰らなければならないとする。メチャメチャ急いでいたのでいきなりPCの電源ケーブルを引っこ抜いて帰ることにする(笑)さて、無事家の急用を済ませて、自宅PCを立ち上げ、例えばOpenVPN経由で会社のサーバに接続する。そこで、
>screen -x shared_user_name/session_name
とか打つと、さっきまで開いていたウインドウがそのまま残っているので作業を続行出来る訳である。ちなみに共有スクリーンは全部で10枚持つことが出来る(セッションを増やせばスクリーンは無限に持てるけど)。


LinuxなどのUnix系だとCUI上でドキュメント作成、メール、Webページのブラウジングなど一通り出来る。したがって、そういった作業をしている途中で突然自宅が停電しても痛くも痒くもないぞ。
ちなみにうちはVine Linux2.6R4である。Vineをインストールすると、これらのソフトは全部最初から入っている。もちろん全部タダである。あ、リナマガの付録だったので雑誌代1500円はかかるね。